日々の妄想の墓場。
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今日は大雨でした。
春先というのにものっそい寒い。
しかし友人と遊ぶ約束があったので雨の中でもGO。
そして朝から行ったにも関わらず6時までゲームをする。
これでも社会人なんだぜ・・・・。
DSとWiiで盛り上がる大人たち。
『ぎゃああぁぁあ!』とか『落ちろぉぉぉ!』とかを全力で叫びながら遊ぶ大人たち。
何度『今の落下は無い』とか『ひどすぎる!』と言ったことか。
他のまともな友人には見せられません。小学生に戻ってる。
ある意味ゲームするのは友人と本物の拳で語れないからバーチャルで行うのかもしれない。
ようは、楽しければそれでいい。
続きに昨日のウルフォのいらない続き。一応R16なので注意。
昨日の満月の夜から一変して、今晩は大雨の夜だった。
何時までも止む事無く、窓を打ち付ける。
明日は大きな水溜りが出来る――と、フォックスはベッドの上で突き上げられながら思った。
「あ、あ・・・も、ぅ・・・っ!」
「まだだ」
「っん・・・・く・・・・」
背中がベッドに埋まるぐらい押し付けられ、足を上方へ開いた状態で固定されていた。
開いた足の間には、先程から好き勝手に突き揺さぶってくる狼がいる。
うかつだった。
満月の晩は気が高ぶるのは分かっていた。だが、その翌日まで余韻を引いているとは思ってなかった。
部屋に引き戻された時に、多少の覚悟はしていたけれど。
リンクとの仲を訊きに行って、自分が抱かれていれば世話はない。
失敗したな、とフォックスは酒が回り熱に浮かされた頭で思った。
「そういやぁ、てめぇが昔の『勇者』と重ねて見てると、零してたぜ。あのガキは」
「リン、ク、が・・・。・・・そう、だ・・な・・・・っ!」
続けて言葉を吐こうとすれば喉の奥が詰まった。
ひゅうひゅうと掠れた呼吸を繰り返す。
「あのガキのこと、どう思ってんだ?」
「・・・分から、ない・・・好きだけどっ・・・・ぅん・・何か・・・ぁ・・・違う・・・っ」
自分がリンクに求めているのは『安心』なのかもしれない。
昔のリンクから与えられた、愛されているという安心感。充足感。
それが、自分が恋人に求める根底のものなのか。
いくら自己分析を重ねても分からなかった。
結局、好きなものは好き、としか。
「・・・俺の知ったことじゃねぇがな」
「っああ!」
ズンとより一層深く突かれる。
しとどに濡れた秘所からは派手な水音が立った。
「重ねて見る、その気持ちが分からなくもねぇ」
「え・・・?」
「俺もてめぇをジェームズに被せて見ていた時があったからな」
「父さん・・・と・・・・・っあ・・・いや・・ぁ・・・」
ギチッとフォックスの太腿を掴む手に力が込められる。
鋭い爪が張り詰めた太腿に食い込んだ。
その痛みに耐えるため、シーツを引っ張り強く掴んだ。
「だがジェームズは消えて、てめぇはアンドルフの野郎を倒し親父を越えた」
「うん・・・っ!」
「もう、被らねぇよ。全くの別モンだ」
そう言って、ゆるりとフォックスの内から自身の熱を引き抜く。
圧迫が無くなって、フォックスはそっと目を開いた。
目の前に映るのは、隻眼の、計り知れないぐらい修羅場をくぐった男。
「俺も・・・あんた、ぐらいに・・・なれたら・・・」
フォックスがはぁ、と大きく息を吐いた瞬間、ベッドが軋むぐらい強く貫かれた。
反動で仰け反り見開いた目からは涙が零れ、言いかけた言葉が高い嬌声に変わる。
そして炎が出そうなぐらい熱い身体から、快楽が弾けた。
同時に内が同じ熱に満たされるのを感じる。
「ウルフ・・・」
はらりとフォックスの手から掴んでいたシーツが落ちた。
ウルフはフォックスから離れるとベッドの脇に放り投げた上着からシガーを取り出す。
まるで食後の後の一服、と言わんばかりに満足な表情だった。
「ウルフは・・・なんで俺を抱く?」
力なく身体を横たえたまま、ウルフを見上げる。
ウルフは溜め息のように煙を吐いた。
「そうだな・・・」
「何?」
「てめぇを啼かすのが、愉しい。もっとも、戦闘機で打ち合ってる方がもっと愉しいがな」
「・・・レオンのサド気がうつったんじゃないか?」
「甚振るのが愉しいのはてめぇだけだ」
熱に引き始めた身体を起こしてフォックスも服を拾い始める。
濡れた秘所をティッシュで拭い、緩く服を着た。
ベルトも上着も着ない、だらしない格好であるがしかたがない。
フォックスは前日の夜と同じようにドアへ向かっていく。
足取りはよろよろとしていたがこける心配はなさそうだ。
「じゃあ、おやすみ」
ウルフは答える代わりにシガーの先で灰皿を叩く。
夜明け前なので他の者を起こさないようにそっとドアを開け、フォックスは出て行った。
雨の上がる前の出来事。
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